NISA

NISA口座

株式や投資信託などの金融商品に投資すると、受け取った配当・分配金、売却したときの利益に対して20.315%(所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかります。

 

 NISAとは、NISA口座内で毎年一定額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益にかかる税金が非課税になる制度です。

 

NISAにはNISA,つみたてNISA,ジュニアNISAの3種類があります。

 

 NISAでは、持てる口座が一人一口座と決まっているため、3種類のどれを持つか選択する必要があります。

NISAの概要

   NISA  つみたてNISA  ジュニアNISA
利用できる人  日本在住の20歳以上の人       日本在住の20歳以上の人  日本在住の0~19歳の未成年者  
非課税対象  株式・投資信託など  長期・積立・分散投資に適した投資信託  株式・投資信託など
非課税枠  年間120万円  年間40万円  年間80万円
非課税期間  投資した年から最長5年  投資した年から最長20年  投資した年から最長5年間
投資可能期間  2014年~2023年  2018年~2037年  2016年~2023年
運用方法  通常買付・積立投資  積立投資  通常買付・積立投資
資金の払い出し  いつでも可  いつでも可  18歳までは原則不可

※ジュニアNISAの運用・管理は、子どもや孫に代わって親・祖父母などの親権者等が行う

NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA どれを選ぶべき?

NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA どれを選ぶべき?

NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAは一人一口座という決まりがあります。

 

どれを選ぶかは目的と資金使途によって使い分けます。

ジュニアNISAの主な目的は教育資金準備や子供への生前贈与です。

 

NISA、つみたてNISAは資産形成が目的になります。

NISAよりも、つみたてNISAのほうが長期の積立に適しています。

 

つみたてNISAの対象商品は、長期・積立・分散投資に適した投資信託に限られ、運用方法は積立のみです。

NISAは株式に投資ができ、積立・通常買付どちらも可能です。

 

非課税期間もつみたてNISAが20年、NISAが5年ですから、中短期間で企業業績やマーケット情報を基に株式に投資をして、売却益を得たい人はNISA、長期間、毎月決まった金額を投資信託で積立運用したい人はつみたてNISAの活用が適しています。